火災保険の臨時費用保険金について

9b3830ee0c81f01f37eb967fcd3df596_sご自宅や賃貸アパート・マンションなど建物や家財に火災保険のご契約している方は非常に多いと思います。

いわゆる総合タイプの火災保険であれば、台風や大雪などの自然災害から、日常生活での破損事故まで幅広く補償される商品もあります。

そんな中で、臨時費用保険金という聞きなれない部分が火災保険には存在しています。

”臨時”というキーワードからなにか不測の事態に対応するための補償なのでは?

とも考えられます。

 

正確には、この臨時費用保険金とは、事故により修理が必要となった場合、その修理見積もり(損害額)に対して一定割合を追加して保険金をお支払いするという補償内容です。

こう書くと、なにやらまったく意味不明なので分かりやすい例で確認しましょう!

たとえば

台所付近のいわゆるボヤで修理代が100万円かかってしまうような火災事故が発生してしまいました。
これは結構おおごとで大変な事態です。

このような火災事故で保険金請求をされる場合の保険会社のお支払いする保険金の内訳は

修理代の100万円の全額が損害額として認定された場合は臨時費用がプラスされて130万円のお支払いとなる場合があります。

修理業者に支払う金額より、火災保険から多く振り込まれてラッキー!ごく自然なご感想です。

 

一方で、修理代の100万円が残念ながら全額、損害額として保険会社で認定されない場合があります。

この損害額として認定されない事情としては、修理を請負うハウスメーカーや工務店の見積もりの内容が損害箇所の現状復旧プラスリフォームや改修工事などの金額が盛り込まれてしまっているケースなど多種多様です。

火災保険が補償できるのは、事故により壊れてしまった部分を事故前に状態に戻すために費用を補償するということが大前提なんです。

残念ながらリフォームや改修工事などは火災保険では補償できません・・・

しかし、築20年以上経過した建物が、火災事故に遭ってしまい修理をするとなれば、どうせ復旧工事をするならということで、一緒に多少の改修工事やリフォームを盛り込むことはよくある話です。

また、大規模な修理が必要な場合は、工事期間中の仮住まいの費用や引越し、荷物の移動などの付帯費用もかかります。

火災保険の臨時費用保険金は、さまざまな費用に当てていただくことができる保険金なので、ご契約の際にはこの臨時費用保険金がセットされたプランをご検討いただければと思います。