損保ナビ

損害ナビ

様々なリスクをカバーする保険が損害保険です。

まずは、『リスクってなに?』ということになります。
代表例を挙げるとすると、クルマに乗ると必ずリスクが発生します。

026048m交通事故のリスクです。
最近では、クルマ自体がどんどん進化してきています。

レーダーで車線を感知して、車線をはみ出さないようにハンドル操作をサポートしてくれる機能や、アクセルとブレーキを間違えても前に障害物があると発進しない機能など、人間のちょっとしたミスをカバーして事故を発生しないようなクルマ造りが始まっています。

かつては高級車のオプションだったエアバッグも、どんなクラスのクルマでも標準装備です。ABSをはじめ、衝突時に衝撃を吸収してくれるボディ構造も標準になりつつあります。

また、免許の更新時などの講習では、交通事故を起こしてしまった後の悲惨な状況や賠償金、行政処分、刑事処分など、一生涯掛けても償えないような重大な事故を起こしてしまった当事者の実情を再現したビデオ視聴などにより、ドライバー事態に安全運転の重要性を訴えています。

それでもやはり交通事故は発生してしまいます。

人身事故を起こしてしまうと、3つの責任が発生します。

刑事責任

人身事故の加害者となってしまった場合、検察庁から起訴される可能性があります。実刑判決の場合は、交通刑務所に服役することになります。また、実刑は免れたとしても罰金刑が科せられます。被害者の怪我の度合いや事故状況により異なりますが、近年では罰金刑も高額化しています。

行政責任

こちらは免許の点数が減点されます。6点以上で免許停止、15点以上で免許の取消となります。

民事責任

被害者から治療費や休業損害、精神的慰謝料など金銭的な請求されます。
自動車保険がカバーできるのは実はこの民事責任の部分だけです。

 

刑事・行政責任についてはドライバー自身が直接追わなければならないと言うことです。

民間保険会社の任意自動車保険に加入したとしてもすべてのリスクがカバーされるわけではありあません。

保険会社は賠償金のお金のことしか解決できないということです。

ですが、この3つの責任は密接に関わっています。

事故直後より、被害者への対応が不十分であったりした場合、警察や検察では、被害者からも事故に対しての意見を聴取します。
その際に加害者側に対しても処分の希望なども盛り込まれています。

ドライバー本人からの謝罪やお見舞いは当然ですが、保険会社からの各種の金銭的なサポートが滞ったりしてしまうと、被害者との示談交渉がスムーズに行かなくなるばかりか、十分な謝罪や適切な補償がなされていないことにより、刑事責任や行政責任なども大きくなってしまう可能性があります。

このようなリスクに備える保険が損害保険です。

現代社会は、様々なリスクが存在しています。他人に怪我をさせてしまうことにより発生する賠償リスク。住宅やクルマなどの資産を所有することによる所有リスク。お客様自身が怪我や病気などにより必要となる治療費用や働けなくなる就業不能リスク。

自動車保険や火災保険などの損害保険を代表する保険商品は非常にメジャーな商品であるため、いろいろな場所で販売されています。

ネット通販、カーディーラー、修理工場、不動産関連会社などです。

ですが、このような保険販売店は保険専業ではありません。
もちろん保険の専任担当者や保険部門がおかれているような大きな会社組織で対応しているところもあります。

一例として、自動車保険をご契約しているお客様が交通事故を起こしてしまい、上記の3つの責任のことまでしっかりと理解して、円満解決のために適切なアドバイスを行っていける身近な保険担当者がいる可能性が高いところはどこでしょうか?

保険会社の事故対応センターも各都道府県ごとや都市ごとにきめ細かに拠点を置いていますが、やはり事故件数が多くなってきている昨今では、一人の事故担当者がかなりの件数の事故を対応せざるを得ないのが実情です。

保険代理店の役割のひとつには、膨大な事故件数を抱えている保険会社の事故対応センター内において、自社のお客様の事故対応の優先順位を上げるように働きかけることが重要です。

円満解決のために販売店である代理店も保険会社の事故担当者と同じ仕事量やスケジューリングで取り組まなければ、本当にお客様が求める事故対応にはなりません。

お客様には、損害保険を契約する際に、どんな保険を契約するべきか、また、どんなところで保険の契約をするべきかをご検討いただきたいと思います。